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【映画観た!】「DXな日々 -美んちゃんの場合-」(3)~教育関係の方へお願い~

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去る5月19日。

待ちに待った、ドキュメンタリー映画「DXな日々 -美んちゃんの場合-」が大阪でロードショー開始!!

↑[Click]でこぼこ生活研究所:谷光監督・美んちゃんのインタビューあります!

【映画観た!】「DXな日々 -美んちゃんの場合-」
【映画観た!】「DXな日々 -美んちゃんの場合-」(2)
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(昨日の記事の続き)
私から発達障害支援関係の方や教育関係の方へのお願いです。

「DXな日々 -美んちゃんの場合-」は、ぜひとも、学習障害・発達障害に関わるすべての人に見ていただきたい映画です。

この映画のもっとも良いところは、情報のバランスが取れているということ。

発達障害を取り巻く情報には、大きく分けて本人・家族・専門家・支援者がある。
それぞれが、情報を共有し理解をすることで、当事者と周囲の人の両方が満足できる支援の方法が見えてきます。

この映画は、これらの4つの情報がバランスよく含まれていました。

また、昨今のTVなどの特集では、一方的な偏見による表現や情報が扱われていて、ネイティブ(当事者)が見るに耐えないような内容のものもあるようです。(私は、それがわかっているので、ばかばかしくて見ないんですが。)
そういう意味でも、この映画は、一般の人への正しい情報を伝えられる貴重な映画だと思います。

・学習障害・発達障害ネイティブ(当事者):
 当事者が困っていることや辛さ、本当にしてほしい支援についてなど、
 多くの当事者が伝えたいことが正確に表現されている。
・家族:
 家族の複雑な感情
 (子供の幸せを願うが、一般常識にとらわれてしまうために、
 平行線をたどってしまい、結果として不幸になっている)
・専門家:東大教授による学習障害についての専門的見地からの解説
・支援者:NPO法人エッジ(学習障害の支援)による支援の重要性など

特に、教育現場の先生、特別支援の先生だけでなく、むしろ普通級の先生に見ていただきたいと思いました。

差別や偏見が芽生える前のこどもに接する教師。その教師の心無い言動こそが、差別意識や偏見を育てる源になります。もちろん教師だけから学ぶわけではありませんが、こどもと接する時間や立場的な影響も大きいのは教師だと思います。

その教師にこそ、この映画をみて、「普通」って何なのか、「人の能力活かす」ってどういうことなのか、「才能を伸ばす」ってどういうことなのか。じっくりと考えていただきたいと思います。

「DXな日々」は自主上映団体を募集しています。公式サイトに自主上映の運営の手順もかかれています。また、谷光監督が相談にも乗ってくださるそうです。
学校単位での上映なども検討していただきたいなぁと思います。

もちろん!教育関係以外の人にも、お勧めです!
公式サイトに上映情報がありますので、お近くの上映を探してみてくださいね!

■「DX(ディスレクシア)な日々-美んちゃんの場合-」公式サイト




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