いきなりこんなイラストで、すみません(汗)
先週あたりから、まさに、こんな感じです。
黒あすぺさんが降臨しております…
実は、あることでスイッチが入ってしまって、怒りが止まりません。
こういうことはよくあるんです。
暴発のきっかけは、ほんの些細なことなのです。
けれど、それは、単なるきっかけであって、原因ではないんです。
実は、心の中にどす黒いものが積もり積もって、もう溢れかえらんばかりになっている状態になっても、自覚がないんです。
自分では、いつもの不満…ぐらいにしか感じていない。
ところが、実は、もう許容量いっぱい。
さらに…
過去の類似体験の記憶がフラッシュバックするために、
実際は過去の体験とは違うのに、一気にその時の感情や状況が蘇って、
たまったものと過去の感情が連鎖的に暴発するのです…。
それは…
もう…
凄まじいです…
だって、1回分じゃないんですから。
過去から引きずってきたものも一緒に暴発するんですから。
短期記憶はよくないのに、長期記憶がやたらにいい。
しかも、嫌な体験ほど鮮明に記憶されていて、一気に蘇る。
あすぺさんの怒りに触れたことがある人はよく知っていると思いますが、
暴発すると、その場で原因になったことよりも、むしろ、過去の全く関係のないようなことまで、どんどんと怒りとしてでてきます。
場合によっては、その相手と全く関係のない人にされた類似体験のことまで出されて、怒りをぶつけられたことはないでしょうか。
はい。私は、そういうのをぶつけたことあります。
なぜ、そんなことになるかというと、過去の嫌な経験がほとんど劣化せずに、むしろ研ぎ澄まされて一気に蘇ってくる…というところにポイントがあります。
怒っているときの言葉は、今、目の前にいる相手に対して怒っていると言うよりも、むしろ、怒っている本人の中に蘇ってきた記憶の中の人々全体に向かっての怒りの言葉だと思って聞くと、理解しやすいと思います。
自分に向かって言われている言葉として聞くと、関係のないことや、今起こっていることととは違うことを言っていて、支離滅裂なように聞こえますが、実は、私の中では蘇ってきた記憶の中の人全員に対する怒りが入り混じって一気に火柱のように吹き上がっている…そんな状態なのです。
特に、この傾向は、年齢を重ねるほどひどくなってきたように思います。
それは当然の事で、年齢を重なれば重ねるほど、(残念だけど)嫌な類似体験が増えるわけですから、一気に蘇る嫌な記憶も増えて、火柱は大きく激しくなるからなのです。
私の場合、唯一のストレス解消方法はカラオケだったのですが、手術の後遺症(※)で声が出なくなり、歌えなくなったことで、ストレスの解消法がなくなってしまったことが、さらに暴発を加速させているように思います。
(※頸椎椎間板ヘルニアの手術の後遺症(医療ミス)によって、声帯が麻痺して声が出なくなり、甲状軟骨形成術で日常生活に支障のない程度には声が戻ったものの、歌を歌えるほどには回復できませんでした。)
今まで、ブログでは私の闇の部分に触れることは少なかったのですが、あすぺさんを理解するうえで「感情の暴発」に対する理解はかなり重要だと思うので、これからは積極的に闇の部分では、どういうことが起こっているのかを説明していこうと思います。
ただし、あくまでも、私の場合であって、すべてのあすぺさんに当てはまるものではありません。一般的な常識から見ていたのでは不可解な部分を、視点を変えてみるための参考として読んでいただければと思います。
ということで、今後は、黒あすぺさんが降臨することがありますが、これもあすぺさんの一面である…ということを受け止めていただければと思います。
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