復活すると書いたものの、その後、時間が取れず、漫画に彩色できずに描きかけの状態でとまっております。すみません…。
どうしても、漫画を描かなければ…という思いにとらわれて、
結局、「記事が書けない」→「自分が考えいていることを発信できない」という、本末転倒なことになっていました(汗)
これからは、漫画だけでなく、いろんな形態での記事を自由に書こうと思います。
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今日、Twitterで見つけたクイズ。
ちょっと、頭の体操に考えてみました。
みなさんも一緒に考えてみてくださいね!
※元ツイートはこちら
https://twitter.com/ftjhsmj/status/335396901811785730/photo/1
ちょっとクイズ慣れした人なら、すぐに40個はみつかると思います。

一辺が1の正方形:16個+2個=18個

一辺が2の正方形:4個+2個+2個+1個=9個

一辺が3の正方形:4個

一辺が4の正方形:1個

一辺が0.5の正方形:8個
合計:18+9+4+1+8=40個
さて、問題はここからなんだと思うのです。
これ以外に正方形をどうやって見出すか。
ただの頭の体操なんですから、正しい答えなんて必要ありません。
どうやったら、一般的な答えとは違う正方形を見出せるか???
頭の体操なのですから、そう考えることが重要なんです。
先入観や勝手な大前提を取り払って考える必要があります。
今から私が書く内容も「答え」ではありません。
単に、私が頭の体操として、「これも見方を変えれば違う正方形って言えるじゃん!」と気付いたものにすぎません。
たとえば、私が考えたのはこれ↓。

ちょっとわかりにくいかもしれないけど、
↓こういう極太の枠線(というか額縁?)に囲まれた正方形っていう見方もありじゃないかな?

これに気づけば、同じパターンで小さいのも見つかるよね。


さらに、問題をみた瞬間に、勝手に自分が仮定してしまった大前提がないだろうか…
大前提を疑ってみたら、こんなことにも気が付いた。

問題を見て、まず大前提として、「線で囲まれた」正方形を考えるけど、この問題は、「線で囲まれた」なんて一言も書いてない。
ということは、枠だけの正方形と枠なしの色のついた正方形って分けて考えたっていいんじゃない?
これに気づけば、めちゃくちゃ正方形の数が一気に増えますね。40個どころじゃない(笑)
こうやって、常識で考えて行き詰った時には、自分が勝手に仮定した先入観や大前提の制限をはずすことをができれば、一気に可能性は広がるんですよね。
「そんなの、こじつけだ。」
「常識的に考えて、線に囲まれた正方形のこと言ってるにきまってるじゃない」
なーんて言う人もいるかもしれない。
でも、こういうクイズの目的は何だろう?
最初の一般的な答えの40個を見つけること?
それよりも、それ以上に何を見出そうとするか、それこそが「頭の体操」。つまり、このクイズの本来の目的なんだと思うのです。
ところが、こんなクイズでも「唯一の答え」をほしがる。
「唯一の答え」を誰かが教えてくれければ、落ち着かない、納得できない。
そういう考え方のほうが、「病的」だとに感じるのは、私だけなのでしょうか…。
決まりきった一般的な答えにたどり着いて安心する、という考え方では、発達障害の工夫に必要な発想にはたどり着けないんじゃないかと思います。
一般的な答えは、発達障害の人の答えにならないことが多いのですから。
もちろん「一般的な答え」「一般的な手順」というものを知っていることは大切ですが、そこで思考を停止させず、さらに「違う方法」を考えるということを、普段の生活の中でも常に意識していることが、自由な発想力を鍛える一番の近道なのだと思います。
みなさんには、どんな正方形が見えますか?
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